家の不在について/On Absence of Home

Week-1 家の不在について/On Absence of Home

2024年8月13日(火)ー 18日(日)

コンビニで食事をし、オフィスで働き、電車で寝、時には風呂さえも銭湯で済ます私達。家には寝に帰っているだけ…
生活はほとんど家なしで続いていく。私達にとって家ってなんなんだ?
そんな疑問に、Tabula Pressの雑誌の表紙を飾る静物画を一緒に作ることを通して、かたちを与えたいと思います。
静物画のモチーフとして、家にあるものを持ってきてくれた方には、ドリンクを差し上げます。
週の終わりには、写真家の築山礁太さんをお招きし、すっかりわからないものになってしまった家というものをどう捉えればよいのか、一緒に考えます。

※こんな人におすすめ
最近、家のことを顧みれていないと感じる人・家で何もすることがない人

WORKSHOP「家と机のある静物」 

毎日、陽の暮れる時間帯に、編集室を日光浴のできるスペースとして開放します。ドリンクを手にくつろぎながら、編集室のテーブルの様子を静物画として記録します。来場者を巻き込み、Tabula Pressの雑誌の表紙を飾る静物画を作ることを通して、「リビングルーム」の姿を模索します。

GALLERY TALK「家の不在について」(ゲスト: 築山礁太)

異なるメディアを横断する写真家・築山礁太さんと、ワークショップにて描かれた静物画を鑑賞しながら、家のないところで家について考えるという難題と、それを試みる修辞について議論します。

日時:   2024年8月18日 17:00-18:00
スピーカー:築山礁太, 曽根巽
予約:   Peatixでの予約のみ
定員:   30名
料金:   500円
企画担当: Tabula Press(曽根巽)

注意事項:
アーカイブ記録のための撮影が入り、実施内容はジャーナル「Tabula Fragilis vol.01」に掲載される可能性があります。撮影不可・掲載不可等の場合は事前にお知らせください。


築山礁太(つきやましょうた)

写真家。1997年東京生まれ。2019年日本写真芸術専門学校卒業。劣化・変質した記憶の定着を試みた 「matrix」をはじめ、恋人という私写真的なモチーフを撮影し、 写真メディウムに物理的な操作を行った実験的な作品を制作してきた。近年は見ることへの関心から立体的なアプローチを取り入れた作品を制作するなど、平面や立体などの様々な形態を横断しながら写真作品の制作を行っている。主な展覧会として、「ENCOUNTERS」(ANB TOKYO, 東京, 2020) 、「constellation #02」(rin art association, 高崎, 2021)、「P.O.N.D」 (PARCO MUSEUM TOKYO, 東京, 2021) 、「平行植物」(philcontemporary, 東京, 2021) 、「YAU TEN」(YAU STUDIO, 東京, 2022) 、「窓の中の言葉について」(NADiff Window Gallery & MIDORI.so Bakuroyokoyama, 東京, 2022)、「EENT」


 

企画概要

YAU公募 vol. 02 「Living Room by Tabula Press」

企画:Tabula Press
開場時間:12:00-19:00
休廊日 :木曜日
会場:YAU CENTER 
(東京都千代田区丸の内三丁目1-1 国際ビル1F)
入場料:無料

主催:
有楽町アートアーバニズム YAU、Tabula Press
出展:
Tabula Press(北垣直輝、曽根巽、成定由香沙)
マネージャー・コーディネーター:
築山礁太、武田花、山本さくら、村松里実(以上、YAU)
協力・印刷:
Hand Saw Press


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